EC初心者のための「1分でわかるWEB戦略」
まず前提として、ECにおいて写真は「装飾」ではなく「営業担当」です。
リアル店舗では、あなたやスタッフが商品の魅力を説明し、質問に答え、背中を押します。しかしECでは、その役割をすべて担うのが商品写真です。
私は25年以上、化粧品業界・小売・ECの現場を見てきましたが、売れない原因の多くは商品力ではなく「写真の伝え方」にあります。
今回はEC初心者の皆さんに向けて、検索でも上位を狙える「売れるEC写真の考え方」を、1分で理解できるWEB戦略として整理します。
EC初心者がつまずく「写真」の壁とは?

ECを始めたばかりの方から、よくこんな相談を受けます。
- ちゃんと写真は載せているのに売れない
- 競合より安いのに選ばれない
- アクセスはあるが購入につながらない
一つポイントになるのは、「写真が購入判断に必要な情報を出し切れていない」ことです。
ECでは、写真 → 理解 → 安心 → 購入という流れが自然に生まれなければなりません。
では、売れるEC写真には何が必要なのか。
答えが次の「EC画像3原則」です。
写真で売上が変わるEC画像3原則

原則① 一瞬で「何の商品かわかる」写真にする
EC 写真 コツの中で、最優先なのがこの原則です。
スマホで商品一覧を見ているとき、ユーザーは1商品あたり0.5秒程度しか見ていません。
その一瞬で「何の商品か」が伝わらなければ、クリックすらされません。
実践ポイント
- 背景は白・無地で商品を際立たせる
- 商品サイズは画面の70〜80%を占める
- 化粧品なら「容器+中身の質感」が伝わる構図に
これは、店頭で商品が棚の奥に隠れている状態と同じです。
まずは「見つけてもらう写真」を意識してください。
原則② 「使った後の未来」を想像させる
人は商品そのものではなく、使った後の自分を買います。
- この美容液で肌はどう変わるのか
- このアイテムで生活はどう楽になるのか
それを伝えるのが、使用イメージ写真です。
実践ポイント
- 実際に使っているシーンを撮る
- 手・顔・生活空間など人の存在を入れる
- モデルが難しければ自分の手でも十分
文章で「しっとりします」と書くより、
しっとりした質感が伝わる写真1枚の方が、何倍も説得力があります。
原則③ 購入前の「不安」を写真で消す
EC初心者が見落としがちですが、売上に直結する重要な原則です。
購入を迷う理由の多くは次の3つです。
- サイズ感がわからない
- 質感・色味が不安
- 実物と違わないか心配
実践ポイント
- 手に持ってサイズ比較する
- 寄りの写真で素材感を見せる
- 自然光で実物に近い色を再現する
きれいすぎる写真より、「正直な写真」の方が信頼されます。
これは長期的なリピートにもつながります。
EC初心者がやりがちなNG写真例

ここで、よくある失敗を整理します。
- メーカー写真だけで済ませる
- 写真が3枚以下
- 明るさや色調整をしていない
これは、説明なしで商品を棚に置いている状態です。
最低限、
- メイン写真
- 使用イメージ
- サイズ・質感説明
この3役を写真でカバーしましょう。
まとめ|写真は「コスト」ではなく「売上装置」

最後に強調したいのは、写真はデザイン作業ではなくWEB戦略そのものだという点です。
高価な機材やプロモデルは不要です。
必要なのは、
- 一目でわかる
- 使う姿が想像できる
- 不安が消える
この3原則を満たしているかどうか。
まずは、今ある商品写真をこの視点で見直してみてください。
同じ商品、同じアクセス数でも、売上は確実に変わります。
私はそう考えています。




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